2017年02月21日

春はもうすぐそこまで

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都電トコトコ、静かなすまいのあいだを抜けて、かわいいレトロな電車が進む。
昔住んだ町並みは確かに変わらず、電車のあたたかな明かりも洒落ていて、
つい心がまどろみかけて、小説の中かしらと思ってみたりしておどろいた。

確かあれは、さくらなみき。荒川自然公園の桜並木。
春の陽が明るいのか、さくらのなみきが眩しいのか。
なんだか面映ゆく、うつむき歩いたあたたかなみち。
ちょっと風が通り過ぎた、と思ったら、沿道を荒川線が通り過ぎたのだった。

これはいつの記憶だったか、それとも夢なのか。長い時間がどこかの桜を練り直して作りあげた夢だったのか。
日は沈みかけて、終点の三ノ輪橋が近くなって、スカイツリーの明かりが夕やみを照らしてる。

今朝は春一番が吹いたりして、季節はもうすぐそこまで。
あとすこし、あたたかくなったら、あのさくらなみきを見にゆきたいな。

2017-2-20 夜半すぎ 鳥山 柚樹
タグ:都電荒川線
posted by Y.Toriyama at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年02月03日

中央線と東西線、にし、ひがし。

東と西では鉄道事情が大きく違うのだなということをたわむれに書いてみたい。
大阪に来てみると中央線はJRじゃなくて市でやってる地下鉄だ、と毎度まいど気づかされて、東に住んでいる私には常識が覆されたような気がして、いつもくらくらする。
東京にずっといて中央線と聞いて思い浮かべるのは、横に長い東京都の背骨、新宿から八王子まで伸びるまっすぐな高架線、である。
オレンジ色の電車は?なんて訊くと、あんさんオレンジは御堂筋線やで、と小さな笑いの種になる。

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中央線特急用車両であるE257系、ここ中野駅が新宿駅始発特急の折り返し設備の一部として用いられることがある。奥に見えているのが、中央特快に設定されたE233系、中野の次は三鷹まで通過運転をする。

都心に向かう朝の猛ラッシュの助け舟として東の中央線は、中野から線路が分かれて東京メトロの東西線に乗り入れて、山手線を二度横切り、"夢と魔法の国"を横目に千葉県は西船橋まで走っている。
新大阪で新幹線を降りて、大阪駅でキャリーバックを転がしていると、逢坂路線図が目に入って、くるくる目が回る。
東西線はメトロじゃないの?関が原を一つ跨ぐと、東西線は地下鉄じゃないし、JR線なのね…。

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中央緩行線中野以西にはメトロ東西線からの乗入車両が走っている。ただ、奥に見えている東葉高速鉄道線の車両は保安装置の関係で中野から先へは侵入できない。

西の東西線が東の中央線で、東のメトロ東西線が西の市営中央線?
頭がこんがらがって、どこかから目眩がやってきて、記憶がゆらいでゆく、私の頭のなかで遠く関西弁がこだましている。

posted by Y.Toriyama at 10:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記