2019年04月01日

久々の高気圧

真っ青な空

ウイスキーが美味しいから今日は普段より調子がいい。センチな曲を聴きながら琥珀の小瓶を弄っていたら旅にでも出たい気分になった。外は久々の高気圧、電車に揺られて春のみずうみでもみに行きたいなと考えた。冬のうちについた籠りぐせはこれまでどうしても捨て去ることができなかったが、湖西線の春の景色と琥珀の瓶の魅惑の前ではすっかり軽くなっていた。心はあいも変わらず重いままなのだが、高気圧に吹き上げられた桜の花びらのように今日という日は何故か身体が軽く感じるのであった。


駅までのみちのりは春の匂いがした。菜の花畑のまぶしい黄色が単色だった冬の私の眼底を一気に春に変えた。そのとき黄色のさざ波が大きく揺れた。久々の高気圧で帽子が飛ばされそうになった。風で翻る帽子を抑え、青空を見上げると春風はほんのり蜜の味がした。


久しぶりに見た太陽は眩しすぎるから、外套にそよ風を通すとひやりとして気持ちがいい。いつまででも夢の中で立っていたい気持ちである。


posted by Y.Toriyama at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | マスターのつぶやき
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